広告について:この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。商品選びは、各メーカーの公式情報と僕の使い方をもとに考えています。
「ワークマン レインウェア 登山」で調べると、INAREMでも十分という意見と、登山用を買ったほうがいいという意見の両方が出てきます。僕もベージュのINAREM ストレッチレインスーツを持っているので、唐松岳にそのまま持っていくか、上だけ買い替えるかで迷っていました。
最初の本命は、モンベルのバーサライトです。143gとかなり軽く、透湿度の数字も高いので、ストームクルーザーより蒸れにくそうに見えました。
ところが、現行モデルを比べ直すと、僕にはストームクルーザーのほうが合いそうです。バーサライトより111g重いものの、生地は30Dで、腰ポケットが2つあります。しかも価格は2,000円安い22,000円です。
先に結論をいうと、今回はストームクルーザーのジャケットを買い、下は家でテストしたINAREMを使うつもりです。この記事では、モンベル2着にfinetrackとパタゴニアを加えた4着を比べながら、そこへ行き着いた理由をまとめます。
なお、僕が持っているのはINAREMだけです。4着については、2026年9月4日時点の公式情報をもとにした購入検討であり、実際に着て歩いたレビューではありません。

INAREMに大きな不満があるわけではありません。ただ、唐松岳の稜線まで考えると、上だけでも登山用に替えたほうが安心かなと思っています。

ワークマンのレインウェアで登山するなら、今回の本命はストームクルーザー
4着の中で、僕が最初に試着したいのはモンベル ストームクルーザー ジャケットです。唐松岳だけでなく、その後の山小屋泊やテント泊にも使うなら、軽さだけを追うより、薄すぎない生地と普段どおり使えるポケットが欲しいと思いました。

| 選び方 | 候補 | 先に知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 今の僕が買うなら | ストームクルーザー | ピットジップはない |
| 軽さを最優先 | バーサライト | 国内版はポケットもピットジップもない |
| 換気と動きやすさ | エバーブレスフォトン | 41,690円と価格は高め |
| 街でも丈夫に使う | トレントシェル3L | 400gで4着ではもっとも重い |
汗かきで、軽さと脇の換気を最優先するなら、ピットジップのあるUSバーサライトも候補です。街でも気にせず使える丈夫さが欲しいなら、50Dのトレントシェル3Lのほうが合う人もいます。
いま持っているINAREMは、上下5,500円としてはかなり優秀

僕が持っているのは、ワークマン「INAREM ストレッチレインスーツ」NR001のベージュです。公式価格は上下セットで5,500円。耐水圧20,000mm、透湿度25,000g/㎡/24hと案内されていて、動きやすいストレッチ生地も使われています。
上下でこの価格なら、低山や日帰りの備えとしてはかなり魅力的です。登山メーカーのジャケット1着と比べれば、4分の1ほどの予算でパンツまでそろいます。
ただ、唐松岳は標高2,696mです。森林限界を越えた稜線で雨と風が重なれば、レインウェアは雨をしのぐだけでなく、冷たい風から体を守る服にもなります。そこまで考えると、「数値が足りているから大丈夫」とは決めず、フードの収まりや袖口、生地の状態まで見ておきたいと思いました。
バーサライトなら本当に蒸れにくい?数字だけでは決められない
バーサライトの透湿度は50,000g/㎡/24h、ストームクルーザーは40,000g/㎡/24hです。どちらも同じB-1法なので、生地の透湿性を比べる目安にはなります。
ただ、雨の中で感じる蒸れは、生地の数字だけでは決まりません。脇を開けて熱を逃がせるか、表面の撥水が残っているか、どれくらいのペースで歩くか、中に何を着るかでも変わります。

さらに、finetrackが公表している10,000g/㎡/24hはA-1法です。モンベルのB-1法とは試験方法が違うので、50,000と10,000を見て「バーサライトのほうが5倍快適」とは比べられません。

最初はバーサライトが本命でした。軽くて透湿度も高いなら、いちばん蒸れにくそうに見えたんですよね。
国内版バーサライトにピットジップはない
現行の国内版バーサライトは、ポケットを省いて143gまで軽くしたモデルです。脇のピットジップもありません。ストームクルーザーもピットジップはないので、この2着は前のファスナーや袖口を使って熱を逃がすことになります。
日本のモンベル公式で販売されているUSバーサライトは、166gでピットジップ付きです。その代わり、ポケットはなく、海外サイズになります。汗をかきやすく、軽さと脇の換気を何より優先したい人には、このUS版がいちばん分かりやすい選択です。
唐松岳用レインジャケット4着の公式仕様を比較
価格と仕様は、2026年9月4日に各メーカーの公式ページで確認しました。重量はサイズによって変わる場合があります。また、透湿度は試験方法が違うため、数字の大きさだけで順位は付けていません。
| 製品 | 公式価格 | 重量 | 表地・構造 | 耐水圧 | 透湿度 | 換気・ポケット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| モンベル バーサライト | 24,000円 | 143g | 7D・3層 | 20,000mm以上 | 50,000g/㎡/24h B-1法 |
ピットジップなし ポケットなし |
| モンベル ストームクルーザー | 22,000円 | 254g | 30D・3層 | 20,000mm以上 | 40,000g/㎡/24h B-1法 |
ピットジップなし 腰ポケット2つ |
| finetrack エバーブレスフォトン | 41,690円 | 300g | 3層・ストレッチ | 20,000mm以上 | 10,000g/㎡/24h A-1法 |
リンクベント 大型ポケット+内ポケット |
| パタゴニア トレントシェル3L | 28,050円 | 400g | 50D・3層 | 公式数値非公表 | 公式数値非公表 | ピットジップ ハンドポケット2つ |
INAREMにも透湿度25,000という表示がありますが、公式ページでは試験方法まで確認できませんでした。そのため、モンベルのB-1法と同じ列に置いて優劣を付けるのではなく、いま持っている一着として別に考えています。
4着を見比べて、気になったところ
モンベル ストームクルーザー|今の僕にはいちばん無理がない
現行メンズモデルは#1128733で、モンベル独自のスーパー ドライテックを使った3層ジャケットです。30Dの生地は、7Dのバーサライトほど軽くありません。それでも254gなら、雨に備えてザックへ入れておく負担は大きすぎないと思います。
僕が惹かれたのは、22,000円という価格と、腰ポケットが2つあることです。行動中にグローブや小物を入れられ、薄い生地を気にしすぎず使えそうなので、唐松岳のあとも出番を作りやすいと思いました。
気になるのは、ピットジップがないことです。汗をかき始める前に中間着を脱ぎ、前のファスナーや袖口を早めに開ける使い方は必要になります。
旧モデルの紹介にはGORE-TEXと書かれたものもありますが、今回比べている現行#1128733はスーパー ドライテックです。中古品や通販で探すときは、名前だけでなく品番も見ておきたいです。
※下のカードはブラックのLサイズが表示されています。僕は171cm・約62kgなので、まずMを試着し、フリースを着た状態でも腕を動かせるか確かめます。購入時は色とサイズを選び直してください。
ストームクルーザー #1128733の仕様をモンベル公式で確認する
モンベル バーサライト|雨具をできるだけ軽くしたい人へ
国内版#1128743は143gです。ストームクルーザーより111g軽く、収納したときも小さいので、晴れている時間のほうが長い日帰り登山にはかなり魅力があります。
その軽さと引き換えに、表地は7Dで、ポケットもありません。岩や枝へ触れたときや、ザックとの擦れは30Dのストームクルーザーより気を使いそうです。何でも一着でこなすより、「雨具を持つ負担を減らしたい」という目的がはっきりした人に合います。
ピットジップが欲しいなら、国内版ではなくUS版#2328329です。166gと十分軽いまま脇を開けられますが、海外サイズなので試着できるなら一度着ておきたいです。
finetrack エバーブレスフォトン|歩きながら熱を逃がしやすい
エバーブレスフォトンで気になるのは、両脇にあるリンクベントです。ポケットを開けると内側へ空気が通るので、数字では比べにくい「歩いているときの熱の逃がしやすさ」があります。
生地はよく伸び、腕や体を大きく動かしやすい設計です。長い雨の中を歩く機会が多く、換気と動きやすさへお金をかけたい人なら、4着の中でいちばん気になる一着だと思います。
ただ、価格は41,690円です。ストームクルーザーとの差は19,690円あるので、今の僕なら、その差額を他の装備へ回します。
※下のカードはブラックのLサイズが表示されています。サイズと色を確認してから購入してください。
エバーブレスフォトンの特徴をfinetrack公式で確認する
パタゴニア トレントシェル3L|街でも気にせず使いたい人へ
トレントシェル3Lは、50Dのリサイクルナイロンを使った3層ジャケットです。ピットジップとハンドポケットがあり、山だけでなく通勤や旅行にも使いやすい形をしています。
4着の中ではもっとも丈夫さを期待しやすい一方、重量は400gです。唐松岳用としてザックを軽くしたい僕には少し重いものの、普段も同じ一着を使いたい人なら、この重さにも納得しやすいと思います。
※下のカードはブラックのMサイズで、並行輸入品です。国内正規品とは保証や返品条件が違う可能性があるため、販売店、サイズ、保証を確認してください。
僕がバーサライトではなくストームクルーザーを選ぶ理由
バーサライトは、143gという軽さがはっきりした魅力です。日帰りが中心で、雨なら予定を変えやすく、荷物を少しでも軽くしたいなら、僕もバーサライトを選ぶと思います。
ただ、今回欲しいのは唐松岳だけの雨具ではありません。山小屋泊や、これから始めたいテント泊でも使う一着です。7Dの生地とポケットなしの軽さより、30Dの生地と腰ポケットを選んだほうが、買ったあとに気軽に持ち出せそうです。
しかもストームクルーザーのほうが2,000円安く、4着の中でも最安です。111gの差を受け入れれば、今の僕にはいちばん無理のない買い物になります。

比べてみると、僕にはストームクルーザーのほうが合いそうです。軽さだけでなく、これから何度も使いやすいことを優先します。
171cm・約62kgなら、まずMを着てみる
僕の体格なら、最初に試すのはMサイズです。ただ、Tシャツ1枚でちょうどよくても、フリースの上から着たときに窮屈では困ります。
店頭では実際の重ね着に近い状態で、腕を上げ、ストックを突く動きをしてみます。フードをかぶって左右を向いたときに視界がついてくるか、ザックの腰ベルトを締めてもポケットが開くかまで見てから決めたいです。
ジャケットだけ買って、パンツはINAREMでもいい?
いまのところ、今回はそれで行くつもりです。上下を同じメーカーでそろえる必要はありません。INAREMのパンツがまだ水を通さず、動きと着替えを邪魔しないなら、先にジャケットへお金をかけるほうが僕には合っています。
ただし、持っているだけで状態は分かりません。唐松岳へ持っていく前に、次の5つは家で試します。

いちばん先に、登山靴を履いたまま通るか確かめる
INAREMの裾はボタンで広さを変えられますが、山用パンツのように膝あたりまで大きく開くファスナーはありません。僕が使うサロモン X ULTRA 5 MID GTXを履いたまま、雨の中でも迷わず着られるか試します。
次に、登山パンツの上へ重ねて階段を上り、膝が突っ張らないかを確認します。裏側のシームテープが浮いていないか、シャワーを当てたときに股や尻まわりから水が入らないかも見ておきたいです。

上だけ先に買って、下はINAREMを使えたら出費を抑えられます。登山靴を履いたまま通るかは、家で必ず試しておきます。
5つのうち一つでも気になるところがあれば、パンツも山用へ替えます。雨の稜線で初めて気づくより、家で分かったほうがずっと安く済みます。
唐松岳では、雨具を着て進むより引き返す判断も大切
北アルプス山小屋友交会は、防水透湿性のある上下セパレートの雨具を基本装備として案内しています。ポンチョだけでは、風のある稜線で脚まで守りにくいからです。
とはいえ、良いレインウェアを買えば、悪天候でも登れるわけではありません。風雨が強くなったときに体を冷やさず、安全に戻るための装備として考えます。
予備のベースレイヤー、フリース、停滞時の保温着、グローブも濡らさないように分けて入れます。出発前には天気と風、八方アルペンライン、登山道、山小屋の最新情報まで確認します。
ほかの装備は、登山装備カテゴリーにもまとめています。
ワークマンのレインウェアと登山用モデルでよくある質問
INAREMは登山に使えませんか?
一律に使えないとは思いません。上下5,500円で防水・透湿スペックがあり、低山や日帰りの備えとしては魅力があります。高山へ持っていくなら、数値だけでなく、フードや袖口の調整、着脱のしやすさ、現在の劣化まで確認したいです。
唐松岳なら、ジャケットだけ登山用に替えてもいいですか?
パンツが水を通さず、登山靴の上からすぐ履けて、歩きを邪魔しないなら現実的です。僕も今回はその予定ですが、記事内の5項目を一つでも通らなければパンツも替えます。
バーサライトとストームクルーザーは、どちらが蒸れにくいですか?
同じB-1法の透湿度は、バーサライトが50,000、ストームクルーザーが40,000g/㎡/24hです。ただし、国内版はどちらもピットジップがありません。軽さと生地の透湿度ならバーサライト、丈夫さやポケットまで含めるならストームクルーザーです。
現行ストームクルーザーはGORE-TEXですか?
今回比べた現行メンズ#1128733は、スーパー ドライテックです。GORE-TEXと書かれた商品は旧モデルの可能性があるため、通販や中古品では品番を確認してください。
透湿度が高ければ、汗で濡れませんか?
汗の量がウェアから逃がせる量を上回れば、内側は湿ります。試験方法の違う数値も、そのまま比べられません。早めに中間着を脱ぐ、歩くペースを少し落とす、前や脇を開けるといった使い方も大切です。
まとめ|今回はストームクルーザーを買い、下はINAREMを試す
唐松岳用に4着を比べた結果、僕が買いたいのはモンベル ストームクルーザー ジャケットです。バーサライトの143gは最後まで魅力でしたが、これから何度も使うなら、30Dの生地と腰ポケットがあるほうを選びます。
下は、登山靴を履いたまま着られるか、歩きを邪魔しないか、シームテープと防水性に問題がないかを確かめます。全部大丈夫なら今回はINAREMを使い、浮いた予算はほかの装備へ回します。
ストームクルーザーを買ったあとは、試着したサイズ、ザックとの相性、雨の中で感じた蒸れ、フードの見やすさを追記します。そのときに初めて、この購入検討記事を実使用レビューへ更新するつもりです。
主な出典
- ワークマン INAREM ストレッチレインスーツ
- モンベル ストームクルーザー ジャケット Men’s #1128733
- モンベル バーサライト ジャケット Men’s #1128743
- モンベル US バーサライト ジャケット Men’s #2328329
- finetrack エバーブレスフォトン
- パタゴニア メンズ・トレントシェル3L・レイン・ジャケット
- ボーケン品質評価機構 透湿性試験
- ニッセンケン 透湿性試験の違い
- 北アルプス山小屋友交会 登山の装備とシーズン
- 白馬村 登山モデルコース
※価格、在庫、仕様は変わることがあります。購入前に各公式ページで確認してください。

